【大津市】毎月第3日曜日には水道ガス料金通知の提示で対象の文化財・施設が無料で観覧できます♪
大津市では「大津市文化財等家族参観事業」という取り組みが行われています。この制度は市内在住の方に向けたもので、自宅などに届く「水道・ガス等ご使用量のお知らせ」の紙を提示すると、特定の文化財や施設の中から1箇所選んで、第3日曜日に無料で観覧することができます。検針月を含む3か月以内の通知のみ使用可能です。大津市のホームページには、具体的には浮御堂や近江神宮、歴史博物館などで制度を利用できるとの記載があります。2024年6月に実際にこの制度を使って三井寺(園城寺)を訪れてみましたので、様子をご紹介します。入口で「水道・ガス等ご使用量のお知らせ」を提示すると、入場券をいただくことができました。入場券を受け取る際に、水道料金表の裏に使用済みの判子を押していただきます。入山料が無料になりました。今回はひとりで伺いましたが、1枚の水道・ガス料金通知で6名分まで使用することができます。三井寺の境内は広く、緑が豊かです。西国三十三箇所観音霊場のひとつである観音堂、国宝の金堂といった建物や、仏像、鐘などの文化財を見て、ゆっくり拝観を楽しみました。境内には階段や登り坂が多くありますが、カフェや休憩所もいくつかあるため、休みつつ時間をかけてまわるのがおすすめです。今回利用した「大津市文化財等家族参観事業」の趣旨は、「家族等で市内の文化財等を参観することで、明るい家庭づくりや、生涯学習の推進を図ること」とのことです。
2024年7月の第3日曜日は21日です。ご予定が合う方は、この機会に大津市内各地の文化財を訪れてみてはいかがでしょうか。
大津市文化財等家族参観事業を利用して伺った三井寺はこちら↓