【大津市】京阪電車の「びわ湖1日観光チケット」は大津市南部を観光することができる割安の企画切符です。
京阪電車の企画切符である「びわ湖1日観光チケット」は、京阪電車の大津線区間内を1日中自由に乗り降りできる切符です。実際に利用した際の様子をご紹介します。京阪大津線は石山寺駅と坂本比叡山口駅を結ぶ石山坂本線と、びわ湖浜大津駅と御陵(みささぎ)駅を結ぶ京津線の総称です。大津線が乗り放題になる「びわ湖1日観光チケット」では、沿線の石山寺駅、坂本比叡山口駅、大津港があるびわ湖浜大津駅、三井寺駅、近江神宮前駅といった市内南部の主要な観光地の最寄駅へ向かうことができます。また、チケットを提示すると、京阪沿線の社寺や施設で割引などの各種優待を受けることができます。今回は京阪石山駅でチケットを購入しました。駅員さんがいる窓口で購入します。使用する際は、自動改札機に通します。まずは石山寺駅へ向かいました。石山寺駅から石山寺へは徒歩約15分です。石山寺は2024年大河ドラマ「光る君へ」の舞台となっていることや、「大河ドラマ館」が設置されてることもあり、朝から賑わっていました。石山寺を観光した後は、再び電車に乗り、三井寺駅へ向かいました。三井寺駅から10分ほど歩いた先にある三井寺(園城寺)では「びわ湖1日観光チケット」を提示することで、入山料が割引になります。その後三井寺駅から坂本比叡山口駅まで乗車しました。途中で琵琶湖を見ることができました。坂本比叡山口駅のすぐ近くには坂本観光案内所があり、おすすめの観光スポットを確認することができます。今回は庭園が素敵なことで評判の旧竹林院へ行き、お庭の眺めを楽しみました。最後は坂本比叡山口駅からびわ湖浜大津駅へ戻り、京津線に乗り換えて御陵駅まで向かいました。この区間では、電車は山道を走ります。御陵駅の3つ手前の追分(おいわけ)駅までが大津市内で、それ以降は京都市です。京阪大津線は普通の電車として走るだけでなく、途中で路面電車になる、山道を走るなど移動以外にもおもしろい要素がある路線です。「びわ湖1日観光チケット」の乗り降り自由区間では、観光と合わせて、車窓からの眺めも楽しむことができます。京阪電車のホームページに沿線の施設やモデルコースの案内がありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
「びわ湖1日観光チケット」を購入できる駅のひとつであるびわ湖浜大津駅はこちら↓